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甘く香る「葛(くず)」の隠された素顔
山形の夏が少しずつ落ち着きを見せ、夕暮れの風にほんのりと秋の涼しさが混じる季節になりました🍁車を走らせていると、山沿いや川の堤防一面を覆うように、生命力あふれる大きな葉を広げている植物を目にします🚗 それが、今回ご紹介する葛(くず)です! あまりにも身近で、繁殖力が旺盛なことから「雑草」というイメージを持たれがちな葛ですが、実は万葉の時代から「秋の七草」の一つとして愛されてきた、とても風情ある植物♪ まるでグレープジュース? 驚くほど甘い「花びらの香り」 大きな葉の陰に隠れるように咲く葛の花!一見すると地味に思えるかもしれませんが、近く寄ってみると、下から上へと順番に咲き進む赤紫色のグラデーションが実に艶やかです🎨 そして、葛の最大の魅力は、なんといってもその「香り」にあります🍇 満開の葛の群生に近づくと、どこからともなく、熟したブドウやファンタグレープを思わせる、甘く芳醇な香りがふわりと漂ってきます💜 その見た目の力強さからは想像もつかないほどフルーティで愛らしい香りは、一度体験すると忘れられないほどのギャップとときめ
5 日前


おまんじゅうみたいに愛らしいマリーゴールドの優しさ
山形の空が高く澄み渡り、風の中に秋の足音が混じる季節になってきました! この時期、市場の荷受け場や街のあちこちで、パッと花開く鮮やかな黄色やオレンジ色のお花を目にします🍊 それが、今回ご紹介するマリーゴールドです! ぽんっと咲いたその姿は、まるで黄色やオレンジの「おまんじゅう」のよう🎶ふっくらと丸みのある愛らしいフォルムは、見ているだけで心をほっこり和ませてくれます💛 実はちょっぴり苦手?独特な「香り」の正体 マリーゴールドを手に取ったとき、「あ、ちょっと独特な匂いがする……」と感じたことはありませんか? 実はあの独特の青っぽく苦みのある香りは、好みが分かれるところ!私自身も「ちょっと苦手かも」と思うことがあるくらい、個性的で力強い存在感を持っています! けれど、この強い香りこそが、マリーゴールドが生き抜くための大切な鎧(よろい)なのです🛡️ 畑のヒーロー!「コンパニオンプランツ」としての役割 この独特な香りと根っこから出る成分のおかげで、マリーゴールドは園芸や農業の世界で「コンパニオンプランツ(共栄作物)」の代表格
9月2日


清涼感を伝えてくれる”ミント”
山形の夏が深まり、陽射しが熱を帯びるこの季節 市場の荷受け場に届く無数の花々や枝物の中で、束をひとつ抱えるだけで周りの空気がフッと涼しく入れ替わるような、特別な爽やかさを放つ植物があります! それが、今回ご紹介するミントです🌿 お料理のハーブやお茶としておなじみのミントですが、実は切り花やハーブの枝物として、お部屋のインテリアや癒やしの空間づくりにも大活躍してくれる優れもの♪ 今回は、その爽快な香りと、日々の暮らしに涼を添える素敵な楽しみ方をお届けします! 指先でふれると広がる、清々しい香りの魔法 ミントの一番の魅力は、なんといってもその清涼感あふれる香りです♪ 茎をすっと切り戻したり、葉を指先で少しだけ優しく撫でたりすると、メントール成分を含んだフレッシュな香りがパッと空間に広がります! 夏の暑さで少し気分が重たくなりがちな朝や、一日の仕事を終えてホッと一息つきたい夕暮れ時〜ミントの清らかな香りは、疲れたココロとカラダを優しくリセットし、澄んだ心地よさを届けてくれます♪ インテリアとしての魅力と、おすすめの楽しみ方...
8月27日


表情豊かな「変わり咲きひまわり」の魅力
前回のコラムでは、太陽のような王道のひまわりをご紹介しました😌 ですが、市場に届くひまわりの世界は、それだけでは終わりません! 荷受け場を歩いていると、「えっ、これもひまわり?」と思わず足を止めて見入ってしまうような、個性豊かな変わり咲きのひまわりたちが続々と入荷してきています🌻 今回は、いつものお部屋の雰囲気を少し贅沢に、そしてお洒落に変えてくれる、魅力あふれるひまわりの表情をご紹介します♪ 名画から飛び出した、ドレスのような八重咲き まず目を惹くのは、中央の黒い部分が見えないほど、細かな花びらが幾重にも重なり合った「八重咲き」の品種です! そのふんわりとした丸いシルエットは、まるで華やかなドレスやアンティークのポンポン咲きのダリアのよう👗 東北八重(とうほくやえ) 八重咲きひまわりの代表格。中心までぎっしりと美しい黄金色の花びらが詰まっていて、一輪でも圧倒的な存在感と優しさを放ちます。 モネのひまわり / ゴッホのひまわり 巨匠たちの絵画に描かれたひまわりをイメージして誕生したロマンチックな品種たち。モネのひまわりは繊細で
8月13日


太陽のようなおはなといえば
山形の夏空がまぶしく輝き、セミたちの元気な声が響き渡る季節がやってきました🎐 この時期、市場の荷受け場に届くだけで、その場をパッと真夏のエネルギーで満たしてくれるお花といえば、やはり、ひまわり(向日葵)です🌻 見ているだけで誰もが自然と笑顔になってしまう、まさに太陽のような存在! 今回は、お部屋で楽しむ切り花のひまわりの魅力と、知るともっと愛おしくなる「品種のつながり」についてお話しします♪ お部屋で楽しむ、進化するひまわり 「ひまわりをお部屋に飾ると、なんだか元気が出る」 そんなお声をよく耳にします💛かつて主流だったひまわりは、お顔が大きく、種がぎっしり詰まっていて、ちょっぴりお部屋には飾りづらいイメージがあったかもしれません! しかし今の切り花用のひまわりは、お家でも飾りやすいように、驚くほど優しく、扱いやすく進化しています♪ お部屋を汚さない「無花粉」:最近の切り花用ひまわりの多くは、花粉が出ないように改良されています!テーブルや手が黄色く汚れる心配がなく、安心して飾っていただけます🌻 小ぶりで愛らしいサイズ感:一輪挿し
8月11日


夏の夜を染める「火の花」と、花ひらく植物たち
山形の夏が本格的な熱気を帯びるころ、私たちの心を満たすのは、夜空を彩る大輪の花火です🎆 ドーンと胸に響く音とともに、漆黒のベールに一瞬にして咲き誇り、そして名残惜しそうにハラハラと消えゆくその姿は、どこか切なく、どうしようもなく色っぽいもの✨ 実は、私たちが恋焦がれるこの「火の花」には、その名が示す通り、植物たちの命の佇まいと深く重なり合う、美しい結びつきがあるのです🌜 夜空に一瞬だけ咲く「ボタン」と「菊」 花火の玉が空へ昇り、パッと開くその瞬間。その美しい丸いフォルムや散り際の光の軌跡は、古くから和の花々に例えられてきました😌 花火の代表的な種類に、”牡丹(ボタン)”と”菊(キク)”があるのをご存知でしょうか? 牡丹(ぼたん) 開いた瞬間から、光の尾を引かずに火花そのものがジュワッと色を変えながらパッと広がる花火です✨その圧倒的な艶やかさと、一瞬で消える潔さは、まさに「百花の王」と称されるボタンの、妖艶で肉厚な花びらを思わせます😌 菊(きく) 中心から四方八方へ、スーッと美しい光の筋(星)を引いて円形に広がり、最後にしだれる
7月29日


夏が来た!お部屋で楽しむ、ときめきの「すいか」模様
山形の夏といえば……そう、冷たくて甘いスイカの季節です🍉 この時期になると、街のあちこちでスイカモチーフの雑貨やスイーツを目にするようになって、なんだか見ているだけでワクワク、元気な気持ちになってきますよね🎐 「でも、お花屋さんや市場にスイカは並ばないよね?」 いえいえ、そんなことはありません!実は植物の世界にも、思わず「あ、スイカだ!」と叫びたくなるような、とってもチャーミングなスイカ模様の仲間たちがたくさんいるんです🍉 今回は、お部屋にいながら夏気分を120%味わえる、元気いっぱいの「すいか風」の植物たちをご紹介します! まんまる、コロコロ!愛らしすぎる「オキナワスズメウリ」 まずご紹介したいのが、その愛らしさにスタッフみんなが笑顔になってしまう”オキナワスズメウリ(沖縄雀瓜)”です♪ つる性の植物で、夏になると直径2センチほどの、まさに「ちいさなちいさなスイカ」そっくりのまんまるな実をたくさんつけます! この模様、まさにスイカ! 鮮やかなグリーンの地肌に、くっきりと入る白いストライプ👀その姿は、まるで絵本から飛び出し
7月22日


雨のしずくにきらめく、あじさい
山形の山々がしっとりとした深い緑に包まれ、梅雨の恵みの雨が優しく街を潤す季節になりました! ふと散歩道や路地裏に目を向けると、いつの間にか、あじさい(紫陽花)が色鮮やかに咲き始め、 私たちの目を楽しませてくれています♪ 雨の日は少し気持ちが沈みがちになりますが、水分をいっぱいに含んで生き生きと輝くあじさいの姿を見ていると、自然と心がじんわりと温かくなりますよね💜今回は、そんなこの時期ならではの主役、あじさいの魅力をお届けします🐸 国内ランキングに名を連ねる、山形が誇るあじさいの名所 あじさいの名所といえば、鎌倉の明月院や京都の三室戸寺などが全国的にも有名ですが、実はここ山形にも、「国内のあじさい名所ランキング」や「東日本のあじさい寺ランキング」で度々上位に選ばれる、全国屈指の聖地があるのをご存知でしょうか😌✨️ それが、山形市村木沢にある「出塩文殊堂(でしおもんじゅどう)」、通称「あじさい寺」です✨️ 境内に一歩足を踏み入れると、約40種類、2,500株ものあじさいが参道の石段を埋め尽くすように咲き誇ります💜...
7月16日


夏空に浮かぶ、「スモークツリー」のけむり雲
山形の梅雨空の合間から、時折のぞく日差しが日ごとに力強さを増してきました☀ いよいよ本格的な夏の到来ですね♪ 夏の空といえば、どこまでも深く澄み渡る青と、そこにぽっかりと浮かぶ真っ白な雲☁️ 昼下がりにぐんぐんと湧き上がってくるダイナミックな入道雲を見上げていると、この時期ひときわ異彩を放っている、ある植物の姿が重なります♪ それが、今回ご紹介するスモークツリー(煙の木)です。 空の雲をお部屋に迎える贅沢 もちろん、スモークツリーの色は入道雲のように真っ白というわけではありません! 市場に届くものは、シックなスモーキーピンクや、アンティークなくすみグリーン、そして深みのあるボルドー(ワイン色)など、どれも本当にお洒落でニュアンスのある色彩ばかりです🎨 それなのに、なぜだか夏の雲を思い出してしまうのは、あの「もくもく」「ふわふわ*とした、独特の質感のせいかもしれません🤔 花が咲いたあとの軸(花柄)が細かく分かれて伸び、まるで糸が絡み合ったような、あるいは綿菓子のような不思議な姿☁️ ガラスの大きなフラワーベースにその一枝をバ
7月8日


一年中会えるけれど、やっぱり夏が旬なトルコキキョウ
山形の山々から届く風が少しずつ汗ばむ陽気を運んでくるようになると、荷受け場は、ひときわ華やかな色彩に包まれます✨️ 今回ご紹介するのは、これからの本格的な暑さの中でも、涼しげな顔で私たちを癒やしてくれる花、トルコキキョウ(ユーストマ)です🧡 お祝いの花束やアレンジメントには欠かせないお花として、一年中お花屋さんで見かけるトルコキキョウですが、実は「夏」が本来の旬であることをご存知でしょうか✨️ 一年中会えるけれど、やっぱり夏が特別な理由🔥 現代の優れた栽培技術のおかげで、トルコキキョウは「周年栽培(一年を通して栽培すること)」が育まれており、いつでも手に入るお花の一つです💡 しかし、元々は北アメリカの涼しい高原や温かい地域が原産の、お日様が大好きな植物☀ そのため、エネルギーをいっぱいに蓄えてのびのびと育つ「夏」こそが、トルコキキョウが一番輝く季節なのです✨️ 夏のトルコキキョウには、こんな嬉しい魅力があります。 驚くほどの「花持ち」の良さ:暑さに耐えるたくましさを持っているため、他のお花がちょっぴり元気をなくしてしまう真夏
7月3日


七夕の夜に飾りたい「涼を呼ぶ花々」
初夏の心地よい風が山形の街を吹き抜け、夜空を見上げると星たちがひときわきれいに輝く季節になりました🌟 もうすぐ七夕ですね🎋 子どもの頃、短冊に願い事を書いて笹の葉に結わえた思い出は、誰しも心の中に優しく残っているものではないでしょうか😌 大人になった今、今年の七夕は少し趣向を変えて、お部屋に「星のようなお花」を飾って、季節の行事を楽しんでみませんか? 今回は、七夕の夜をロマンチックに彩る、おすすめのお花たちをご紹介します! 天の川を映したような、5つの星「ブルースター」 七夕の夜に最もおすすめしたいお花が、名前の中に「スター」を持つブルースターです🌟 その名の通り、きゅっと開いた5枚の花びらが、まるで夜空にまたたく小さな星のように見える、本当に愛らしいお花です。特筆すべきは、その吸い込まれそうなほど美しいブルー💙 自然界のお花の中で、これほど優しく、どこか切ないほどの純粋な青色を持つ花は、そう多くありません! ブルースターをお部屋に飾ると、まるで織姫と彦星が渡る「天の川」の一滴を、ガラスの花瓶にそっと閉じ込めたような、涼や
7月2日


川沿いの緑に隠された、山形産「くるみの木」の秘密
山形の山々が深い緑に包まれ、初夏の柔らかな風が吹き抜けるこの季節🍃 車を走らせていると、きらきらと輝く川沿いの景色にふと目を奪われます🚗 最上川やその支流のせせらぎに寄り添うように、いま、たくさんのくるみの木が青々とした葉を茂らせ、本当に綺麗な姿を見せてくれています✨️ 山形に暮らす私たちにとって、それはごく見慣れた、けれど愛おしい、この時期ならではの美しい風景です🌿 川辺を彩る、野生のたくましさと美しさ 山形の川沿いに多く自生しているのは、主に「オニグルミ」という日本固有の品種です! 初夏のいま、くるみの木をじっと見上げてみると、大きな羽のような葉をいっぱいに広げ、その隙間から小さな、愛らしい緑色の実が房状にぶら下がっているのを見つけることができます! 秋になると硬いお馴染みのナッツになりますが、いまの時期の実は、まるでグリーンのペンダントトップのよう💎 川の水分をたっぷりと吸い上げ、陽の光を浴びて堂々と佇む姿は、野生ならではの力強さと、どこかホッとするような優しさに満ちています💚 こんなに綺麗なのに、なぜ市場には出回
7月1日


季節を運ぶブルーベリーの一枝
山形の山々が柔らかな緑に染まり、まだ春は始まったばかりと思っていたのに、風が初夏の香りを運び始めたように感じる今日この頃😌 ふと自宅の庭に目を向けると、ブルーベリーの木が今、まさに花盛りを迎えています! 小さな白い鈴を並べたような、可憐な花♪ 「今年もたくさん実をつけてくれるかな」 そんな期待を胸に、忙しい朝の合間を縫って、微笑みながらその姿を眺めるのが近頃の私のささやかな幸せです💜 お庭で育てる楽しみがあるブルーベリーですが、実は切り花(枝物)としても、この時期の市場には欠かせない存在として入荷してきます! お庭の木を剪定して飾るのも素敵ですが、切り花として届くブルーベリーの枝は、また格別の趣があります💜 すらりと伸びたしなやかな枝ぶり、そして何より、瑞々しく初々しい葉の輝き🌿 お庭で眺める「育てる喜び」とはまた少し違う、空間を凛と引き締めてくれる「飾る美しさ」がそこにはあります! ブルーベリーの枝物の魅力は、なんといってもその表情の変化にあります💡 花の時期:今の季節、入荷してくる枝には、あの可愛らしいベル型の花が寄せ合
6月10日


初夏の風に揺れる、オオデマリの優美な移ろい
山形の野山が鮮やかな緑に包まれ、日差しの中に初夏の気配を感じる季節になりました! この時期、荷受け場でもひときわ目を引く、真っ白で大きな手毬のような花🤍 今回は、今の季節にぜひ手にとっていただきたいオオデマリ(大手毬)のお話です♪ ライムグリーンから純白へ、色の魔法 オオデマリの最大の魅力は、なんといってもそのドラマチックな色の移ろいにあります🕊️ 咲き始めの蕾の時期、花びらは少しピンクがかったような、あるいは爽やかなライムグリーンのような、瑞々しい色合いをしています! それが、開花が進むにつれて少しずつ、少しずつ魔法が解けるように、柔らかなミルク色、そして眩しいほどの純白へと変化していくのです😌✨️ 「昨日はあんなに青々としていたのに、今朝見たらもう真っ白に……」 そんな風に、日々少しずつ表情を変えていく姿を間近で眺められるのは、切り花としてお部屋に迎え入れる醍醐味! 爽やかな初夏の空気に、その純白の花びらが揺れる様子は、見ているだけで心が洗われるような清涼感を与えてくれます♪ あじさいに似た、愛らしい「手毬」...
5月27日


凛として、どこか懐かしい「椿」の物語
山形の春は、ゆっくりと、けれど着実に足音を響かせながらやってきます♪ 市場に並ぶ花々が少しずつ彩りを増す中で、私たちが改めてその美しさに心動かされるのは、やはり古くから日本人の心に寄り添ってきた「和」の花ではないでしょうか? 今回は、先日ふらりと立ち寄った神社の境内で、私を釘付けにした椿(ツバキ)のお話をお届けします😌 静寂の中で出会った、紅白の絞り その日は、少し冷たい風が頬をなでるような穏やかな午後でした♪ 近所の神社の石畳を歩いていると、濃い緑の葉の隙間から、ハッとするほど鮮やかな色彩が目に飛び込んできたのです! そこに咲いていたのは、一輪の中に白と赤が混じり合う「絞り」の入った椿でした! 真っ白なキャンバスに、筆先で赤を散らしたような繊細な模様🎨 「綺麗……」 思わず独り言が漏れてしまうほど、その立ち姿は見事でした! 派手すぎず、かといって地味でもない💡 日本庭園や神社の静寂に溶け込みながらも、一歩も引かない芯の強さを感じさせるその姿に、しばらくの間、時を忘れて見惚れてしまいました❤️ 千差万別、表情豊かな椿の世界
5月19日


春の訪れを告げる白き貴婦人「ハクレン」の香り
山形の澄んだ空気の中に、ふわりと甘く清らかな香りが混じり始めると、「今年もこの季節が来た」と心が浮き立ちます♪ 今回ご紹介するのは、早春の青空に真っ白な翼を広げたように咲く花、ハクレン(白木蓮)です🤍 空に向かって咲く「マグノリア」の魅力 ハクレンは、世界最古の花木とも言われる「マグノリア」の仲間です😌 まだ木の芽が眠っているような時期に、葉が出るよりも先に大きな白い花を梢いっぱいに咲かせます! その姿はどこか気高く、まるでお辞儀をしているような、あるいは空を見上げているような、独特の優雅さがあります💎 花びらは肉厚で、触れるとしっとりとしたビロードのような質感があり、春の光を柔らかく反射させる様子は、まさに「白き貴婦人」と呼ぶにふさわしい佇まいです🤍 記憶に刻まれる、憧れの香り ハクレンの最大の魅力は、その芳醇な香りにあります! 柑橘のような爽やかさと、バニラのような濃厚な甘さを併せ持ったその香りは、古くから多くの人々を魅了してきました✨️ 精油(エッセンシャルオイル)としても重宝され、匂い袋(サシェ)やキャンドル、香水の原
5月14日


春の日だまりを感じる「すみれ」三姉妹
この季節、私たちの目を楽しませてくれる代表格といえば、スミレ、パンジー、そしてビオラ💜 どれも似ていて「どう違うの?」と聞かれることも多いのですが、実はみんな同じ「スミレ科」の仲間♪いわば、仲の良い三姉妹のような存在です! 今回は、そんな彼女たちの見分け方やそれぞれの魅力を、少し紐解いてみたいと思います。 1. 野に咲く慎ましき長女「すみれ」 私たちが「すみれ」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、道端や石垣の隙間にひっそりと咲く姿ではないでしょうか😌 学術的な分類で言うと、これらは「日本に自生している野生種」を指すことが多いです! パンジーやビオラに比べると、花びらはスッと細長く、どこか凛とした静かな佇まいをしています! 山形の野山でも、雪解けとともに濃い紫色のすみれが顔を出します! 派手さはありませんが、凍てつく土の中でじっと春を待っていたその強さには、思わず背筋が伸びるような美しさがあります💜 2.華やかなドレスを纏った次女「パンジー」 市場に届くケースの中で、ひときわ存在感を放っているのがパンジーです♪...
5月5日


鈴の音色が運ぶ、春の透き通る香り
早朝のひんやりとした空気のなか、箱を開けた瞬間にふわりと広がる清らかな香りに、思わず手が止まることがあります🔔 それは、里山に春を告げる、真っ白なベルのような花「すずらん」の香りです🤍 瑞々しい葉の間から、恥ずかしそうに、けれど誇らしげに顔を出す小さな花たちは、見る人の心をそっと撫でるような優しさを持っています💚 世界を魅了する「三大フローラルノート」のひとつとして お花の世界には、その香りの素晴らしさから「三大フローラルノート」と称えられる三つの花があります♪ ひとつは、華やかさと奥行きを併せ持つ「香りの女王」ローズ(バラ)🌹 もうひとつは、官能的で濃厚な甘さが魅力の「香りの王」ジャスミン🤍 そして三つ目が、このすずらんです🔔 前の二つが重厚でドラマチックな香りであるのに対し、すずらんの香りはどこまでも透明で、瑞々しいのが特徴です! まるで早朝の森に漂う澄んだ空気そのものを閉じ込めたような、石鹸のように清潔感のある香りは、多くの調香師たちにとっても「理想の春の香り」として愛され続けてきました💚 実は、すずらんは花から
4月30日


陽だまりの中で見つけた、小さな幸せ
山形の冬空がふっと緩んだ、ある休日の午後のこと😌 残雪を照らす日差しが心地よくて、誘われるように近所を散歩していると、どこからか甘く、どこか懐かしい香りが漂ってきました🍃 香りの主を探して目を凝らすと、そこには透き通るような黄色い花を咲かせた「ロウバイ」の木がありました♪ 毎日、これでもかというほど花が密についた立派な枝ものに囲まれます! 市場に並ぶのは、一番華やかで「花盛り」の状態。もちろんそれも素晴らしいのですが、その日私が出会ったロウバイは、少し違いました👀 細い枝の先に、ほんの数輪💛 ぷっくりとした蕾の間に、数えるほどしか花はついていません! でも、青空に向かって凛と立つその姿を見たとき、「ああ、なんて乙なんだろう」と心から思いました😊 たくさん咲いていることだけが正解じゃない💛 静かに、でも確かな存在感を放つその数輪に、冬を耐え抜いた強さと、春を待ちわびる喜びが凝縮されている気がしたのです♪ 蝋細工のような、不思議な質感 ロウバイ(蝋梅)という名前は、その名の通り「蝋(ろう)細工」のような質感からきていることに由
4月21日


雪の名を冠にした春の花たち
山形の長い冬が、ようやく一区切り❄ あんなに毎日「早く消えてほしい」と雪かきを頑張っていたはずなのに、いざ地面が顔を出し、雪山が小さくなっていくのを見ると、なぜか胸の奥が少しだけ、きゅっと切なくなります☃ そんな、雪が恋しくなる今の季節に❄ 今回は、ひっそりと春を告げる「雪の名前」を持つお花たちのお話です♪ 山形の厳しい寒さを一緒に乗り越えてきた雪❄ それが消えてしまう寂しさを埋めてくれるのは、やっぱり、同じ「雪」の名を持つお花たちかもしれません☃ 1. 待雪草(スノードロップ) 「雪を待つ草」と書く、このお花💚雪の中から顔を出し、春を知らせてくれる健気な姿は、山形に住む私たちにとって特別な親しみを感じさせます! そっと寄り添う姿: 下を向いてひっそりと咲くその姿は、まるで「お疲れさま」と雪解けの道を歩く私たちを労ってくれているかのようです 2. 雪柳(ユキヤナギ) 雪が柳の枝にふんわりと降り積もったような、真っ白で小さなお花💚荷受け場にこの枝が届くと、春の光が差し込んだようにパッと周りが明るくなります! 春の淡雪のように:.
4月1日
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