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季節を運ぶブルーベリーの一枝
山形の山々が柔らかな緑に染まり、まだ春は始まったばかりと思っていたのに、風が初夏の香りを運び始めたように感じる今日この頃😌 ふと自宅の庭に目を向けると、ブルーベリーの木が今、まさに花盛りを迎えています! 小さな白い鈴を並べたような、可憐な花♪ 「今年もたくさん実をつけてくれるかな」 そんな期待を胸に、忙しい朝の合間を縫って、微笑みながらその姿を眺めるのが近頃の私のささやかな幸せです💜 お庭で育てる楽しみがあるブルーベリーですが、実は切り花(枝物)としても、この時期の市場には欠かせない存在として入荷してきます! お庭の木を剪定して飾るのも素敵ですが、切り花として届くブルーベリーの枝は、また格別の趣があります💜 すらりと伸びたしなやかな枝ぶり、そして何より、瑞々しく初々しい葉の輝き🌿 お庭で眺める「育てる喜び」とはまた少し違う、空間を凛と引き締めてくれる「飾る美しさ」がそこにはあります! ブルーベリーの枝物の魅力は、なんといってもその表情の変化にあります💡 花の時期:今の季節、入荷してくる枝には、あの可愛らしいベル型の花が寄せ合
6月10日


初夏の風に揺れる、オオデマリの優美な移ろい
山形の野山が鮮やかな緑に包まれ、日差しの中に初夏の気配を感じる季節になりました! この時期、荷受け場でもひときわ目を引く、真っ白で大きな手毬のような花🤍 今回は、今の季節にぜひ手にとっていただきたいオオデマリ(大手毬)のお話です♪ ライムグリーンから純白へ、色の魔法 オオデマリの最大の魅力は、なんといってもそのドラマチックな色の移ろいにあります🕊️ 咲き始めの蕾の時期、花びらは少しピンクがかったような、あるいは爽やかなライムグリーンのような、瑞々しい色合いをしています! それが、開花が進むにつれて少しずつ、少しずつ魔法が解けるように、柔らかなミルク色、そして眩しいほどの純白へと変化していくのです😌✨️ 「昨日はあんなに青々としていたのに、今朝見たらもう真っ白に……」 そんな風に、日々少しずつ表情を変えていく姿を間近で眺められるのは、切り花としてお部屋に迎え入れる醍醐味! 爽やかな初夏の空気に、その純白の花びらが揺れる様子は、見ているだけで心が洗われるような清涼感を与えてくれます♪ あじさいに似た、愛らしい「手毬」...
5月27日


凛として、どこか懐かしい「椿」の物語
山形の春は、ゆっくりと、けれど着実に足音を響かせながらやってきます♪ 市場に並ぶ花々が少しずつ彩りを増す中で、私たちが改めてその美しさに心動かされるのは、やはり古くから日本人の心に寄り添ってきた「和」の花ではないでしょうか? 今回は、先日ふらりと立ち寄った神社の境内で、私を釘付けにした椿(ツバキ)のお話をお届けします😌 静寂の中で出会った、紅白の絞り その日は、少し冷たい風が頬をなでるような穏やかな午後でした♪ 近所の神社の石畳を歩いていると、濃い緑の葉の隙間から、ハッとするほど鮮やかな色彩が目に飛び込んできたのです! そこに咲いていたのは、一輪の中に白と赤が混じり合う「絞り」の入った椿でした! 真っ白なキャンバスに、筆先で赤を散らしたような繊細な模様🎨 「綺麗……」 思わず独り言が漏れてしまうほど、その立ち姿は見事でした! 派手すぎず、かといって地味でもない💡 日本庭園や神社の静寂に溶け込みながらも、一歩も引かない芯の強さを感じさせるその姿に、しばらくの間、時を忘れて見惚れてしまいました❤️ 千差万別、表情豊かな椿の世界
5月19日


春の訪れを告げる白き貴婦人「ハクレン」の香り
山形の澄んだ空気の中に、ふわりと甘く清らかな香りが混じり始めると、「今年もこの季節が来た」と心が浮き立ちます♪ 今回ご紹介するのは、早春の青空に真っ白な翼を広げたように咲く花、ハクレン(白木蓮)です🤍 空に向かって咲く「マグノリア」の魅力 ハクレンは、世界最古の花木とも言われる「マグノリア」の仲間です😌 まだ木の芽が眠っているような時期に、葉が出るよりも先に大きな白い花を梢いっぱいに咲かせます! その姿はどこか気高く、まるでお辞儀をしているような、あるいは空を見上げているような、独特の優雅さがあります💎 花びらは肉厚で、触れるとしっとりとしたビロードのような質感があり、春の光を柔らかく反射させる様子は、まさに「白き貴婦人」と呼ぶにふさわしい佇まいです🤍 記憶に刻まれる、憧れの香り ハクレンの最大の魅力は、その芳醇な香りにあります! 柑橘のような爽やかさと、バニラのような濃厚な甘さを併せ持ったその香りは、古くから多くの人々を魅了してきました✨️ 精油(エッセンシャルオイル)としても重宝され、匂い袋(サシェ)やキャンドル、香水の原
5月14日


春の日だまりを感じる「すみれ」三姉妹
この季節、私たちの目を楽しませてくれる代表格といえば、スミレ、パンジー、そしてビオラ💜 どれも似ていて「どう違うの?」と聞かれることも多いのですが、実はみんな同じ「スミレ科」の仲間♪いわば、仲の良い三姉妹のような存在です! 今回は、そんな彼女たちの見分け方やそれぞれの魅力を、少し紐解いてみたいと思います。 1. 野に咲く慎ましき長女「すみれ」 私たちが「すみれ」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、道端や石垣の隙間にひっそりと咲く姿ではないでしょうか😌 学術的な分類で言うと、これらは「日本に自生している野生種」を指すことが多いです! パンジーやビオラに比べると、花びらはスッと細長く、どこか凛とした静かな佇まいをしています! 山形の野山でも、雪解けとともに濃い紫色のすみれが顔を出します! 派手さはありませんが、凍てつく土の中でじっと春を待っていたその強さには、思わず背筋が伸びるような美しさがあります💜 2.華やかなドレスを纏った次女「パンジー」 市場に届くケースの中で、ひときわ存在感を放っているのがパンジーです♪...
5月5日


鈴の音色が運ぶ、春の透き通る香り
早朝のひんやりとした空気のなか、箱を開けた瞬間にふわりと広がる清らかな香りに、思わず手が止まることがあります🔔 それは、里山に春を告げる、真っ白なベルのような花「すずらん」の香りです🤍 瑞々しい葉の間から、恥ずかしそうに、けれど誇らしげに顔を出す小さな花たちは、見る人の心をそっと撫でるような優しさを持っています💚 世界を魅了する「三大フローラルノート」のひとつとして お花の世界には、その香りの素晴らしさから「三大フローラルノート」と称えられる三つの花があります♪ ひとつは、華やかさと奥行きを併せ持つ「香りの女王」ローズ(バラ)🌹 もうひとつは、官能的で濃厚な甘さが魅力の「香りの王」ジャスミン🤍 そして三つ目が、このすずらんです🔔 前の二つが重厚でドラマチックな香りであるのに対し、すずらんの香りはどこまでも透明で、瑞々しいのが特徴です! まるで早朝の森に漂う澄んだ空気そのものを閉じ込めたような、石鹸のように清潔感のある香りは、多くの調香師たちにとっても「理想の春の香り」として愛され続けてきました💚 実は、すずらんは花から
4月30日


陽だまりの中で見つけた、小さな幸せ
山形の冬空がふっと緩んだ、ある休日の午後のこと😌 残雪を照らす日差しが心地よくて、誘われるように近所を散歩していると、どこからか甘く、どこか懐かしい香りが漂ってきました🍃 香りの主を探して目を凝らすと、そこには透き通るような黄色い花を咲かせた「ロウバイ」の木がありました♪ 毎日、これでもかというほど花が密についた立派な枝ものに囲まれます! 市場に並ぶのは、一番華やかで「花盛り」の状態。もちろんそれも素晴らしいのですが、その日私が出会ったロウバイは、少し違いました👀 細い枝の先に、ほんの数輪💛 ぷっくりとした蕾の間に、数えるほどしか花はついていません! でも、青空に向かって凛と立つその姿を見たとき、「ああ、なんて乙なんだろう」と心から思いました😊 たくさん咲いていることだけが正解じゃない💛 静かに、でも確かな存在感を放つその数輪に、冬を耐え抜いた強さと、春を待ちわびる喜びが凝縮されている気がしたのです♪ 蝋細工のような、不思議な質感 ロウバイ(蝋梅)という名前は、その名の通り「蝋(ろう)細工」のような質感からきていることに由
4月21日
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