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鈴の音色が運ぶ、春の透き通る香り

  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

​早朝のひんやりとした空気のなか、箱を開けた瞬間にふわりと広がる清らかな香りに、思わず手が止まることがあります🔔

​それは、里山に春を告げる、真っ白なベルのような花「すずらん」の香りです🤍

瑞々しい葉の間から、恥ずかしそうに、けれど誇らしげに顔を出す小さな花たちは、見る人の心をそっと撫でるような優しさを持っています💚



​世界を魅了する「三大フローラルノート」のひとつとして

​お花の世界には、その香りの素晴らしさから「三大フローラルノート」と称えられる三つの花があります♪



​ひとつは、華やかさと奥行きを併せ持つ「香りの女王」ローズ(バラ)🌹

もうひとつは、官能的で濃厚な甘さが魅力の「香りの王」ジャスミン🤍

そして三つ目が、このすずらんです🔔

​前の二つが重厚でドラマチックな香りであるのに対し、すずらんの香りはどこまでも透明で、瑞々しいのが特徴です!

まるで早朝の森に漂う澄んだ空気そのものを閉じ込めたような、石鹸のように清潔感のある香りは、多くの調香師たちにとっても「理想の春の香り」として愛され続けてきました💚

​実は、すずらんは花から天然の香料を抽出することが非常に難しいため、私たちが手にする香水の多くは、この繊細な香りを再現しようと試行錯誤して作られたものです!

だからこそ、生のお花が放つ一瞬の香りは、何にも代えがたい贅沢な贈り物といえるのかもしれません👏


​5月1日、幸せを分かち合う「すずらんの日」



​この清らかな花にまつわる素敵な習慣が、5月1日の「すずらんの日(Jour du Muguet)」です🕊️

​その始まりは16世紀のフランス

当時の国王シャルル9世が、すずらんの花束を贈られたことを大変喜び、宮廷の女性たちへ毎年すずらんを贈るようになったのがきっかけだと言い伝えられています!

​フランスでは今でも、この日に家族や友人、日頃お世話になっている大切な人へ、感謝を込めてすずらんを贈る習慣が息づいています🔔

街角にはすずらんを売るスタンドが並び、誰もが誰かの幸せを願いながら、白い小さな花束を手に取る♪

そんな光景を想像するだけで、こちらの心まで温かくなります🤍

​日本でもこの風習が少しずつ広まり、5月の連休を前に、大切な方への「ありがとう」を託す花として選ばれることが多くなりました💚

暮らしのなかに、小さなしあわせを

​たくさんの花に囲まれて過ごしていても、一輪のすずらんが持つ力にはいつも驚かされます♪

​特別な花瓶がなくても、お気に入りの小さなグラスにそっと活けるだけで、窓辺の景色がパッと明るく、軽やかになります!

揺れる白い花びらと、部屋に満ちる優しい香り💚

そのささやかな変化が、忙しい毎日のなかに「一息つく時間」を運んできてくれます🕊️

​山形の美しい新緑がまぶしくなるこれからの季節☘️

ご自身のために、あるいは大切な誰かのために、この小さな春の使者を迎えてみてはいかがでしょうか

​透き通るような白さと、心洗われる香りが、あなたの毎日に心地よい旋律を響かせてくれるはずです🕊️


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