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夏の夜を染める「火の花」と、花ひらく植物たち

  • 20 時間前
  • 読了時間: 3分

山形の夏が本格的な熱気を帯びるころ、私たちの心を満たすのは、夜空を彩る大輪の花火です🎆

ドーンと胸に響く音とともに、漆黒のベールに一瞬にして咲き誇り、そして名残惜しそうにハラハラと消えゆくその姿は、どこか切なく、どうしようもなく色っぽいもの✨

​実は、私たちが恋焦がれるこの「火の花」には、その名が示す通り、植物たちの命の佇まいと深く重なり合う、美しい結びつきがあるのです🌜



​夜空に一瞬だけ咲く「ボタン」と「菊」

​花火の玉が空へ昇り、パッと開くその瞬間。その美しい丸いフォルムや散り際の光の軌跡は、古くから和の花々に例えられてきました😌

​花火の代表的な種類に、”牡丹(ボタン)”と”菊(キク)”があるのをご存知でしょうか?


​牡丹(ぼたん)

開いた瞬間から、光の尾を引かずに火花そのものがジュワッと色を変えながらパッと広がる花火です✨その圧倒的な艶やかさと、一瞬で消える潔さは、まさに「百花の王」と称されるボタンの、妖艶で肉厚な花びらを思わせます😌


​菊(きく)

中心から四方八方へ、スーッと美しい光の筋(星)を引いて円形に広がり、最後にしだれるように消えていく花火です✨一筋の乱れもなく整然と広がる光のラインは、日本の伝統的な大輪の菊の、凛とした佇まいそのもの♪


​夜空に咲く花火を見上げるとき、私たちは無意識のうちに、古来より愛してきた花々の「艶やかさ」や「気高さ」をその光の中に重ね合わせ、酔いしれているのかもしれません❤


お部屋に飾る、もうひとつの「打ち上げ花火」

​市場の荷受け場にも、この時期になると、まるで夜空に咲く花火をそのまま閉じ込めたかのような、個性的なお花や枝物が届きます!

夏の夜、お部屋を少し薄暗くして、キャンドルの火を灯しながら飾るのにふさわしい、大人の表情を持った植物たちをご紹介します😌✨️


​アリウム・シューベルティ



一本の太い茎の先から、大小さまざまな長さの細い花茎が針放射状に広がり、その先に小さな紫の花を咲かせます♪

その姿は、まさに夜空で弾けた瞬間の「シュワシュワとした火花」そのもの✨️

一輪飾るだけで、お部屋の中に前衛的で妖艶なアートワークが完成します!



​スモークグラス



細かな穂が霧のように広がる、繊細な夏のグリーン💚

花瓶にふんわりと活けると、まるで打ち上げ花火のあとに夜風に優しく流れる、お洒落な「煙」の余韻を思わせます☁️

他のお花にそっと添えるだけで、どこかアンニュイで、色っぽい表情を引き出してくれますよ!


結びにかえて

​夜空を焦がす鮮やかな光と、胸を締め付けるような静寂!

一瞬だからこそ、私たちはその美しさに目を奪われ、心を奪われてしまうのでしょう🎆

​今夜は少しお部屋の明かりを落とし、花火を連想させるお花にそっと飾ってみてはいかがでしょうか?

そして、遠くで聞こえる花火の音に耳を澄ませながら、冷たいお酒をお供に、大人の静かな夏の夜の過ごし方も、とても贅沢ですよね🍷

​自然が育むお花と、人が作り出す火の花🎇

ふたつの「美しき命の瞬き」に酔いしれる、特別な夏を、どうぞお手元で、そして夜空で見届けてみてください♪


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